仕事に対する意識を変える

仕事

ゆっくりとした時間が必要

 仕事をしている時は、ゆっくりと仕事の事について考える時間はなかった。仕事に追われていて、どうしてこの仕事をしているのだろうとか、そもそもの所を考える余裕が無かった。

 この仕事以外で何ができるだろうとか、どういう仕事を本来したいとかもじっくり考えてこなかった。今、こうやってゆっくりと考えられる時間があるというのはとても有難いと思う。

 ここで立ち止まり、改めて仕事そのものについて考えてみようと思う。

仕事に対する固定概念を捨てる

 これまでの自分は、仕事とは何か難しいこと、複雑なことを一生懸命に調整してやり遂げる、というようなイメージを持っていた。企画の仕事とか、新しく事業を立ち上げるとか、大きなイベントに携わるなどである。こういう仕事に携わることができれば色んなノウハウが吸収でき、成長することができるが、そういう事だけが仕事ではないんだとこの頃思うようになってきた。

 企画の仕事や新規事業にしても、それを支える部署(総務など)があり、彼らのバックアップが無ければ全体として仕事は回らなくなる。

 そして人には向き不向きもあり、調整事が得意な人もいれば総務や経理でコツコツと積み上げていくことが得意な人もいる。どれも立派な仕事だと思う。仕事に上下などなく、みんな役割を与えられて仕事をしているだけ。

 指示を出しているから偉いということではなく、経験や知識、人望などが相まってそういう立場にいるだけだと思う。

良い意味での諦め感

 会社を休職して、改めて仕事に対する意識が変わってきたように思う。良い意味での諦め感がある。

 これまでは管理職として勤務してきたが、管理職の仕事だけが仕事ではない。一歩引いてバックアップに回ることもできる。なにもプレッシャーのかかるような位置で頑張らなくても良いのではないか、と思えるようになってきた。

 これまでの仕事に執着する必要もない。歳も歳なので、今の会社以外で雇ってくれるという保証はないけど、選択肢は色々あると思う。何も組織に属さなくても良いし、独立という選択肢もある。独立するのであれば、事前の準備は必要だけれども。

 今は、まずは日常生活する上での体力を養い、日々の生活リズムを整えることが最優先である。だが、復帰するにしてもこうで無ければならないという意識は捨てたい。

 大きな目標としては自分自身が穏やかに暮らしていけることなので、妥協せずじっくりと考えていきたいと思う。

おしまい

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