関心は暖かい心

関心と干渉について、この違いについてこれまではあまり気にしていなかったように思う。
そしてこれまでの自分は、関心を持つことよりも干渉していることの方が多いかったのではと思う。
この関心と干渉の違いってどういうことなのか、自分なりに考えてみた。
関心は、私なりに持っているイメージとしては暖かい心とか、相手や物事の良い点をみようとする心があると思う。興味がある状態とも言えると思う。
興味があって相手なり物事を知りたい、そしてできればその良いところを自分の中に取り込みたい、関心にはそんな感覚を持っている。
そして、関心には、あまり相手の心に無用に踏み込まないことでもあるように思う。
あくまで相手への尊重があって相手が嫌がるようなことはしない。
そんな感覚を自分が持っている事が、関心を持つことであると思う。
干渉は冷たい心

一方干渉は、イメージとして冷たい心、批判的な心、もっと言えば悪い点を探すような心であると感じている。
干渉には、相手をコントロールしたいと思う心や、自分自身が相手に対してイライラしているところもあるように思う。
このイライラするような気持ちや相手をコントロールしたいと思う気持ちが、干渉の大きなところだと思う。
自分が出来ているのに、または自分にはこう考えていてそれが正しいと思っている時に、相手や物事がそうなっていない時に、干渉するような心が芽生えてくると思う。
そういうときは大体イライラしていて、コントロールしたいと思っているのではと思う。
どうしたらこういう気持ちを抑えることができるのか。またはそういう気持ちになってもイライラしないようにできるのか。
まずは、自分自身が干渉するに値する役目なり立場かどうかを考える事が大事だと思う。
自分が仮に相手の上司であり、相手に何かしらの瑕疵があれば指導しなくてはいけないこともある。
そうでなければ、無用に口出しや干渉をしない事である。自分の立場をわきまえる事が大事である。
また、根本的なところで相手なり物事を変える力は自分にはないんだということを、しっかり理解することが大事だと思う。
相手なり物事が今の自分に関係しているのか、自分に対して影響を及ぼすのかを考え、そうでないのであれば一歩身を引いて事態を冷静にみるようにしてみる事が大事なのではと思う。
自分に関係の無いことには悩まない

他人に対して大抵の場合は、自分にとって関係のないこと、自分に影響を及ぼさないことの方が多いように思う。
職場の人間関係でも、直接仕事に関係しないこと、プライベートなことなどは直接自分に影響は及ぼさないと思う。
ましては、それ以外の他人に至っては、ほとんど自分に影響することはないと思う。
そんな相手に対して、あれこれと干渉するのは野暮というものである。暇な証拠でもある。
そうならないためにも、自分の今やるべきことに集中し、それ以外のことは極力関わらないようにした方が、精神衛生上良いように思う。
おそらく自分はこれまで、自分にとってあまり関係の無いことにくよくよ悩んでいたように思う。その中に相手に対して干渉する気持ちというのも入り込んでいたのだと思う。
自分自身が満たされていないから、他人に対して干渉するのだと思う。特にやることもなく、暇な時に限って干渉するのだと思う。
要はあまり気にしないことだと思う。これが一番難しいのだけれど、気にしないことに集中する。そして考え過ぎないこと。結局はそういうところに落ち着くのだと思う。
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