無気力ついて

仕事
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気づいたら無気力になっていた

 無気力だな〜と思うようになったのは、ここ15年ぐらいだと思う。なぜそう思うようになったのか。最初のキッカケは街中にたっているビルを見て、「どうしてこんなに高層のビルを建てられるんだろう。ビルを建てている人達のモチベーションはどこから来るんだろう。」とか思ったりしていた。

 事業にしてもそう。テレビの特集番組で企業のプロジェクトを紹介していて、そこに携わっている方の熱意に対して「すごいな」と思うのだけど、どうもどこかで冷めている自分がいるとか。

 何事に対しても興味が持てない、こういうことをやって何の意味があるのか、何か冷めている自分がいる。冷めているというか、諦めているのか。最近時間があるので、この原因を改めて考えてみた。

 おそらく今の仕事、もっと言うと今の仕事のポジションが影響しているかなと。自分の意識としてはこういう感じ。土日に何かをやろうとすると、疲れが出ると翌週の仕事に影響を及ぼす可能性があるので、活動を控えてしまう。

 楽しいことなら疲れが出ても気持ち良いと思うのだけど、それ以上に翌週の仕事に集中できないことの方が辛いと考えてしまう。

 仕事に対して、極端に真面目というか、又は一杯一杯だったような気がする。精神的に余裕が無かったのかもしれない。15年程前と言うと、企画部門に部署が異動した時期になる。当時の自分はそれほど実績があった訳でもないので、正直驚いた。

 企画部門には2年所属したが、今までやったこともない業務ばかりだったので面食らっていた。精神的にも辛かった記憶がある。

 周りの同僚も優秀なメンバーばっかりで、かなり気後れしていた。土日に企画系の勉強をすれば良かったのではと思ったが、1週間勤務するのがやっとで、土日に勉強する精神的な余裕が無かった。

 その後、違う部署に異動になったが、心機一転、もう一度勉強しなおして昇進しようと思い立ち、社内の試験に通り昇進を果たすことになった。それが茨の道になるとは当時は考えていなかった。

不器用なんだな

 組織に入ったらどんどん成長し、組織を引っ張っていくことが当たり前だと、ずっと思っていた。中にはそうでない人もいるけど、自分はそうすることが普通だと思っていた。

 だが、課長とかになってみると、自分の頭の中の大部分が仕事に持っていかれ、精神的な余裕が持てなくなってきた。

 気持ちの切り替えができなくなってきた。要は器用ではないんだと気づいた。仕事であったことをずっと頭の中で反芻してしまう。まぁいいか、と流せない。土日なんかは来週の月曜日、こうなったらどうしようと、色々考えてしまう。

 良い加減ができないな、と遅まきながら気づいた。管理職にしがみつく必要もないんだなと思えるようになってきた。

 別に偉くなりたくて、また何かを成し遂げたくて管理職になった訳でもないので。経験してみてわかった。

 向き不向きはあるけど、総合的に考えて自分は管理職のポジションは不向きだったなと感じるようになった。気持ちの持ち方一つだと思うが、やはり私生活まで侵食してしまうような働き方は改める必要があるな。今はそんな感じで整理してます。

今日はこれで終わり

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