仕事をするということ

仕事上で思うこと

復職に向けて

 休職してから何だかんだで9ヶ月になる。この頃になってやっと今の会社に復帰しようと決めたので、復帰訓練をしている。

 復帰訓練は実際の通勤をイメージして朝の6時に起床し、図書館を会社と見立てて9時30分に図書館に行くという訓練をしている。なるべく毎日一定のリズムになることを心がけている。

 この復帰訓練は今月(令和6年3月)から本格的にスタートているが、朝の起床も何とかできるようになってきた。少しづつ生活のリズムが整ってきている。

 今の会社への復帰を決めるまでには転職など色々動いたり考えたりもしたが、やはり50歳を過ぎて転職先を探すのは非常に難しかった。年収を下げれば就職先はあったのだが、それが本当に自分がやりたい事なのか、継続し続けられるか疑問の方が大きかった。

 そういったこともあって良い意味で諦めもついたので、腹が決まった感じである。

 これだけ長い期間に休職をしたのは初めてだったので、会社に復帰してまともに仕事ができるのか正直不安な所もある。まずは焦らず先を見すぎることなく、足元をしっかり見て着実に歩を進めていきたいと思う。

 そして休職をしている間、仕事をするということについて改めて考えてみた。

 仕事をするということは、働いて収入を得て生活をしていくことがまず大きいのだけれども、それだけではないと思うようになってきた。

 確かに生活していけないレベルの収入ではいけないけれど、今の会社であれば贅沢しなければ家のローンも支払うことができ、普通の生活もすることができる。

 その上で、自分の能力を持ってその会社の役に立てるかどうか。会社に貢献できるかどうかが大事なのだと思う。

復職後の仕事に対するイメージ

 正直な所、復帰したらバリバリ仕事するぞ!とまでは考えていない。そこまで考えれれない。これまでの休みを取り返していこうということも考えていない。

 今はしっかりと復帰して、継続して仕事していける体力なり精神力を保つことが一番大事だと思う。

 少し言い方が悪いかもしれないが、低空飛行で継続して力を発揮し続けていく事が重要だと感じている。欲をかかない事が大事だと思う。

 そのためにも、管理職からの降格が重要だと思う。精神的な負荷を下げ、自分ができる範囲で貢献していけることが大事になってくる。

 そんな中でも仕事をするということは、社会との繋がりを保つこと、自分の良さを活かし会社なり社会に貢献すること。そこに満足感や充足感が得られるのではないかと思っている。

 今回の休職では、改めて自分の力量というか器を認識する良いきっかけになったのだと感じている。無理して「頑張る」ことはもうやめにした。自分が心穏やかに仕事ができる許容範囲をしっかり見極めることが大事だと感じている。

 そうした中で、驕り高ぶることなく、自分ができることを惜しみなく発揮すること。相手が求めていることを提供すること。調和を第一にし、良い意味での妥協を持って対処すること。

 決して自分の気持ちを抑え込んで仕事するということではないと思っている。言うべきことは言うようにしたい。だが言葉は慎重に選ぶようにする。自分の役割とその時々の場面をしっかり考慮して行動する。

 他人との比較をせず、自分の事に集中する。その上で周りを良く見て行動する。

 何だか難しそうだけど、要はバランスが大事だと思う。復帰したら目の前のことに大変になると思うけど、バランスを心がけてやっていきたい。

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