男性更年期障害 漢方薬

普段の生活

気力が上がらない

 会社を休職してから、かれこれ8ヶ月目に入った。メンタル的に落ち込むことはなくなってきたのだけれど、気力の部分がどうも上向きにならないでいた。先月あたり、知人に男性更年期障害のことについて聞いた。私も以前に本で読んだことがあったので、興味深く聞いた。

 話を聞いた知人は、昨年の中頃からずっと体調がすぐれず、とても疲れやすかったそうである。これはおかしいと最初は内科を受診したがわからず、内科の先生がもしかしたら男性更年期障害の可能性もあるので、泌尿器科へ行って検査してみてはと勧められたとのこと。

 その泌尿器科で男性ホルモンのテストステロン値を調べた所、基準よりもかなり低い数値が出たようなので、ホルモン注射の治療を始めた。数ヶ月したらかなり体調が改善され、気力も上向きになった、ということであった。

 その話を聞いて、私も以前読んだ本(「うつかな?と思ったら男性更年期障害を疑いなさい」)をもう一度読み返し、今月上旬に泌尿器科を受診してきた。血液検査をやった結果、私もテストステロン値が50代の平均値よりも低い値が出た。だが医師曰く、注射までする必要はなく、漢方で様子を見ましょうということになり、今に至っている。

テストステロン値

 ここに紹介している本を初めて読んだのは、恐らく2年ほど前だったと記憶している。私の中では、管理職になってから約7、8年の間、何となく気力が充実していないなと感じていた。

 そして、その原因の一つに男性ホルモンがあるのかなと本を読んで感じていた。だがずっと忘れていて、今回知人から男性更年期障害の話を聞いて、自分も受診してみようという気になった。

 受診の結果は、テストステロン値が9.9という数値だった。私の年代だと、11.8以上だと正常、8.5〜11.8が要注意、8.5未満だと治療が必要とのことで、私は要注意のレベルだったので漢方薬で様子をみるという判断だったようだ。

漢方薬

 漢方薬を飲み始めて今日まで大体2週間ぐらいだが、何となくだが日々の生活に少し踏ん張りが出てきたように感じる。処方してもらった漢方薬は、「ツムラ四逆散エキス顆粒」と「クラシエ人参養栄湯エキス細粒」である。

 個人差もあると思うが、私にはこの漢方が合っていると感じている。まだ体力的には不安な部分があるが、一日を通じてなんとか活動ができているなという感覚が出てきた。

 あまり病名をつけて安心するというのも如何とは思うけど、今回男性ホルモンの値を検査してもらい、これまでの気力の無さの原因がわかったので正直ホッとしている。

 今回紹介した本にはテストステロンを上げる方法があり、適度な運動、仲間と共に行動、ストレス解消、夜更かしをしないなど、日常生活を丁寧に過ごしていければ解決できるような事項が多かった。やはり、規則正しい生活を送り、ストレスを溜めないよう過ごし、少しづつ気力を向上させていきたいと思う。

おしまい

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