「人事を尽くして天命を待つ」を考えてみる

仕事

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今の私は俎板の鯉

 私は今、”俎板の鯉”の状態である。というのも、私は今休職中の身であるのだが、今月(6月)の上旬に産業医面談を受けて、復帰先である新しい所属が決まるまで待っている状態であるからだ。

 産業医にはこれまでの経緯や現在の体調などを説明し、希望する所属などをお伝えした。あとは人事担当が所属を決定することになるのだが、何せ年度途中ということもありすぐには決まらない。

 復帰にあたっては管理職からの降格を希望しているのだけれども、係長としてやっていけるか正直わ不安である。そんな感じを抱いている中で、「人事を尽くして天命を待つ」という言葉が浮かんできた。

「人事を尽くして天命を待つ」

自分ができるだけの全ての努力を尽くしたならば、後は天命に任せて事の成り行きを見守るということを意味する。ここでの人事とは人間が行う事柄で、人間の力でできることを意味する。この人事を尽くすという表現を用いることで、相手に対しては自らは力の限りやれることをやったというニュアンスを伝えることができる。ここでの天命とは、命令で天が人に与えた使命ということを意味する。天命を待つという状態は、自分ではどうしょうもできないため天からの命令を受け入れようとするようになっているの状態のことである[1]

ウイキペディア(Wikipedia):フリー百科事典より  最終更新 2024年1月22日 (月) 11:32  URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/人事を尽くして天命を待つ

 今の自分にはこの言葉が合っているのかなと感じ、真剣に考えてみようと思ったところである。

自分ができるだけの努力

 まず、”自分ができるだけの全ての努力”とある。”自分ができるだけ”というのがミソのような気がする。

 人にはそれぞれ向き不向き、体が丈夫かどうか、どのような考え方を持っているかなど、人によって様々である。他人と比較せずに自分のことをしっかり見つめ、自分には何ができるのかを十分に見極めることが重要になってくる。

 今の自分にとって大事なことは、しっかりと生活リズムを整え、体力をつけて継続して仕事ができる状態を作り上げることである。

 色々と思うところはあるけれども、今は生活を立て直して会社に復帰することが一番である。会社に復帰して軌道にしっかりと乗せて、心身とも余裕が出てくれば次のステップを考えても良いのではと思っている。

 また復帰した後であれば、係長級として、その任に即した考え方や行動に徹することである。自分が考える係長の任とは、課長の意向に沿って係をまとめ上げていくことである。決して出しゃばらず、課内のバランスを考え、係内を引っ張っていく。

 要は、目の前の事にしっかりと集中してやるべき事をやるという、ごく普通のことをやっていくことだと思う。

 先々のことを考えすぎたり、周りの人の言う事やなす事に気を取られ過ぎると、自分軸がブレてくる。「自分ができること」に最大限集中すること。これがとても大事なのだと思う。

天命に任せて事の成り行きを見守る

 自分ができるだけの努力をしたならば、あとは「天命を待つ」ということになる。

 なかなかこういう状態になるのは難しいけど、自分なりにやり切ったのであればある意味割り切れるのではないかと思う。

 その「自分なりに」というのが大事なのかなと思う。変な欲心を捨て、その場で自分ができる限りの事をする。決して自分を犠牲にする事なく、かつ周りの事に配慮しながら、自分ができることに注力する。

 あまり周りの情報に惑わされずに、じっくりと取り組んでいきたいと思う今日この頃である。

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