羨ましい気持ち

仕事
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他人との比較

 私は、どうも他人を羨ましいと思う心が強い方だ。会社でも、同期が出世したり、家を買った、車を買ったという話を聞くと羨ましいと思ったり、僻んだりしていた。そして焦ってもいた。自分がどのような状況でいるのか全く考慮せずに、ただ単に他人のやること、なすことに対して羨んでいた。

 なぜ羨むという感情を持っていたのかずっと考えずにきていたが、ここにきてちゃんと考えないと辛いなと思い始めてきた。辛いというのは、いつも比較しているので際限がないからである。

 自分の能力や収入もあるので、全てを羨んでも足りるものでもない。一向に解決しない。なので、辛いことはしないに越したことはないので、まずは自分自身をしっかり見つめ、本当にそれが自分にとって必要なことなのか、問い直す事にしてみた。

 まずは、会社での出世である。同期が自分より良いポジションに異動したことがある。この時も少し羨む心があった。なぜあいつなんだと。だが冷静に考えてみると、自分がそこまで仕事を頑張ってこなかったからである。

 自分自身がそこまで仕事に夢中になれないことを自分自身が一番よく分かっているのに、同期を羨むとは虫が良すぎる。原因があって結果がある。そのことは良く分かっているのだが、心がついていかない。このあたりから、このポジションでやっていくには自分の中で限界が来ているのかなと思うようになってきた。管理職から退いた方が気持的に楽になるなと思い始めてきた。

 家を買うのも、車を買うのも、他人との比較だった気がする。本当に必要なのだろうかと。家は、周りの環境も良く気に入っているが、車はほとんど乗らずに2年ほど前に売却した。車を手放すと喪失感があるかなと思ったが案外平気だった。自宅周辺はほとんどの家が車を所有しているが、この頃は全く気にならなくなってきた。

自分自身をしっかりと見つめる

 他人と比較するというのは、自分のことをちゃんと信じてあげていない証拠なのかなと思う。羨むのであれば、自分もそのように稼ぎ、頑張れば良い。だけどそれをしないで羨むのは虫が良すぎる。

 自分ができることをしっかりと見極め、そして何が自分にとって必要か、必要でないか、選別することが重要だと思う。他人は他人であって、自分自身ではない。当たり前だけど、そういうことをしっかりと認識していかないと、いつまでも羨む心は無くならない。

 羨むのであれば、本当に自分がそうなりたいのか改めて問い直すことが大事だと思う。

おしまい

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