正式復職しました

仕事

 10/1付けで正式に復職することができた。復職した部署は10年程前に所属していたところで、取引先や関係者の方々も顔馴染みが多く、着任のご挨拶に伺った際は戻ってきたね〜と言っていただき感激した。

 今度の部署では直属の上司(課長)は年下になるが、とても気を遣っていただき、穏やかに進めることができている。

 今年の2、3月頃に復職を決めてから、管理職から降任することは決めていた。だが実際、復帰した時に降任したことへの後悔とか周りの目が気になるのかなと自分なりに心配していたが、自分の決断に潔さを感じていたのか思いの外すんなりと過ごすことができてホッとしている。

 今度の職場(係)はそれほど人数がいる訳ではなく、私の係長を筆頭に9名在籍している。年下の部下もいるが、いわゆる再雇用の職員もいる。みんな程よい距離感で接してきてくれるので、こちらもすんなりと業務をすることが出来ており感謝である。

 昨年の今頃は、そもそも今の会社に復帰すること自体考える力もなく、日々ぼ〜っと過ごしていた。それを考えると、良くここまで来れたなと自分のことながら感心している。

 昨年は確かにボ〜ッと過ごしていたが、それなりにこれからの人生についてゆっくり考えることができたのは大きいと思う。

 休職するまでは、日々の仕事をこなしていくことで精一杯で、自分のことや家族の事をじっくり考えることが出来なかった。もっと正確に言うと、仕事とプライベートを切り分けることが出来なかった。

 自分の頭の中では仕事が中心にあり、その呪縛に囚われていた感じがする。

 仕事はそれはそれで大事ではあるが、それが全てではない。仕事はそれなりに何とかなる。どうにかなる。

 こういう思いに至るまでは、かなり時間がかかった。復職した今でも、実際に職場へ行き周りの職員の会話などを聞いていると、自分の心が飲まれてしまうような感覚を持ってしまう。

 そこで私が今気を付けていることとして、自分の仕事に関係の無いことは極力聞き流すということである。関係の無いことは注意を逸らすことである。

 上司なり同僚が、私の事を必要と感じたのであれば声をかけるはずである。そうでなければこちらからは首を突っ込まないことである。

 自分の頭の中のメモリーを極力抑えることが大事だと思う。今までの私は、なんでもかんでも気になってしまい、それで心が疲れてしまっていたのだと思う。自分に関係の無いことは、気を逸らすことである。

 ここで改めて思ったのは、ブログとかで今の心境や思った事を書き出すというのは、心の整理にとても役立つということである。心の中に溜め込むのは良くない。

 日々の仕事は人生の暇つぶしの一環として、また日々の体力づくりや頭の体操と思い、気負う事なく穏やかに過ごしていきたいと思う。

 

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