復職への道筋が見えてきた
先週産業医面談があり復帰先の所属が決まった。職場内の復帰訓練は連休明けからスタートする。
昨年(2023年)の5月下旬からお休みに入ったので、約1年3カケ月ぶりである。復帰訓練初日は非常に緊張するだろうけど、色々考えずに目の前の事に集中して進めていきたいと思う。
うちの会社ではメンタル疾患から復帰する場合、大体8週間ほど職場で復帰訓練を実施し、安定して通勤できていると産業医からお墨付きが出れば晴れて復職となる。
今回復帰訓練する職場には何人か知り合いがいる。課長級から係長級へ降任での復帰となるので、周りの職員も気を遣ってくるとは思う。自分自身も色んな感情が出てくるとは思うが、負の感情は捨て去ってなるべく元気良くメソメソしないように努めていきたい。
今回の休職で気付かされたこと
前回の休職時は約4か月のお休みで復職訓練に入った。その時も気持ちの整理を付けて落ち着いてやっていこうと決めていたのだが、いざ復職すると周りの流れに飲み込まれてしまい、自分のペースを保つことができなかった。
日々の仕事に追われ、休日も気持ちがどんよりしていた。今回の休職では復帰訓練まで約1年3ヶ月もの時間を要した訳だが、この間本当に色んな事を考え、また動いてみて気付かされることが多かった。
気付きの大きな点としては、今の会社に降任した上で復帰することである。管理職から一歩退いてプレッシャーのかからないポジションに就き心の余裕を持ちたいという気持ちが強かった。正直なところ、上層部の意向に沿って無理して仕事をすることに嫌気がさしたというのもある。
管理職から一歩引くことで、直接そういったやり取りがなくなるだけでも心に余裕が出てくると思う。管理職を支える立場で頑張っていきたいと思う。
仕事とプライベートはしっかり切り分けようと思っている。仕事中はしっかり集中する。仕事が終わったら気持ちを切り替え、休養や次の仕事へ向けて活力をつけるようにしたい。
仕事に対して大きく気持ちを持っていかれないようにしていきたい。所詮仕事は仕事という気持ちを持っていきたい。そのためには、なるようにしかならないと割り切ることも大事だと思う。自分でコントロールできないものは諦めること。
仕事場以外の居場所を作ることも大事だと思う。今では家庭もそうだが、高校時代の友人や地元の友人などである。これまで繋がっている友人はとても貴重だと思う。会社以外の人達と集まって話ができることは良い気分転換にもなるし、色んな価値観が見えて刺激になる。
一人でできる趣味も見つけたいと思っている。今考えているのはちょっとしたハイキングなんか良いのではと思う。本格的な登山ではなく、低山と言われるような日帰りで登れる山に行き、自然に触れるのも良いのではと考えている。
復職してもブログは書いていきたいと思う。心の動きを文章にすることで、頭の中にあるモヤモヤが整理できる感覚がある。ブログを書くために時間を作って行きたいと思う。
これからの人生の目標は、まずは復職して、安定的に通勤していくことである。経済的な基盤ができるまで勤め上げること。ここでは周りの人達と比較は無用である。あくまで自分、自分の家族にとって一番良いと思う選択をしていくことが大事だと思う。
そして、休職に至るような事態になるまで自分の事をおざなりにしないことも大事だと思う。良い意味での自己中心的な考えを持ち、自分に優しく労わってあげたいと思う。
仕事が全てではないけど、仕事がなければ稼ぐ糧がないのでそれはそれで重要である。そして仕事を通じて会社や社会に貢献していくこと、人との繋がりを大切にしていくことも大事だと思う。
あれもこれもと欲張らずに、出世や役職のことも考えずに目の前の事に集中し、一歩一歩着実に進んでいるんだという実感を持ちながら、これからの人生を歩んで行きたい。
コメント