他人を羨む
今でもそうなのだが、他人のやる事、なす事を見て羨ましく思い、自分もそうなりたいと思うことが時々出てくる。そして現実とのギャップに苦しみ、日々悶々と過ごしてしまう。
だが、改めて考えてみると、他人のやる事やなす事というのは、その結果しか見えていない。その人が、そのやる事、なす事をしている時点で、そこに至るまでの過程があるはずである。色んな事を調べたり、試行錯誤して、しっかりと準備をしてきて、そこに辿り着いているはずである。
そう言った事を考えずに、ただ羨ましく思うというのは、子供じみているというか、あまりにも想像力が欠けているなと感じるようになってきた。
仮に自分がそれを羨ましいと思うのであれば、またそれに興味があるのであれば、やってみれば良いだけである。まずはそれに達するまでには何が必要なのか、調べてみれば良いのである。本当に興味がなければ、途中で飽きてくる。
私の当面の目標は、今の生活に何とか目処をつけて、会社をできるだけ早く退社することである。と言っても、恐らく定年まで務め上げないといけない感じではあるのだが。
生活の目処をつけることは、ほぼ住宅ローンの目処をつけることでもある。今のところ72歳まで返済する計画である。結構生活に足枷となっている。
そうは言っても、借りたものは返さなくてはいけないので、今のうちから準備をしていくことが大事である。他人の事を羨んでいる暇があれば、羨む内容に少しでも近づけるように準備する必要がある。
準備の内容
ということで準備の内容だが、やはり資金面である。お金の管理である。
2023年5月から2024年9月まで休職をした。休職をして1年過ぎると無給になる。傷病手当が出るので、全くの無給ではないのだが、やはりかなり不安であった。
そこで休職中に家計費を見直すことにした。支出を洗い出し、何が必要か夫婦で話し合い、支出を切り詰めていった。そして、月々どれくらいの収入があれば生活していけるかを試してきた。今は段々慣れてきた感じである。
支出に関して言えば、付き合いの仕方も少し変わってきている。これまでは誰とでも仲良くしなきゃ、という気持ちが強く、飲み会とかもなるべく断らずに付き合ってきた。
この頃は、飲み会は気の合う仲間だけで良いかなと思うようになってきた。新しい出会いとかも時には大切だと思うが、それほど無理しなくても良いかなと思うようになってきた。使えるお小遣いも限られてくるしね。
あと、計画的な貯蓄である。銀行の預金だけでなく、投資も少し勉強してきた。資金を分散して財産を少しでも増やしていく方法を勉強してきた。
短期的な目標は、手持ちの現金を増やすことである。できれば、全く無職になっても1年間は暮らして行けるだけの現金を持ちたいと考えている。
次は、会社を辞めた時に何がしたいのか、そういう時に備えての準備である。
現時点では、具体的に何をやりたいのかははっきりしていない。ただただのんびりしたいということぐらいしかイメージできていない。
そんな中でも、自分で何かを始めるときに役立つかなと思うのが、簿記である。
投資の勉強をしているときに、簿記の知識があるととても有利だなと感じてきた。
これまで、簿記など数字に関することに抵抗感があった。そもそも数字が苦手なのである。
そうは言っても、食わず嫌いはいけないと思い、少しづつではあるが勉強を進めている。できれば、簿記3級は取得したいと思っている。
他との比較は意味がない
他人を羨む気持ちがあるのであれば、まずは自分がやってみれば良いだけだと思う。もっというと、他人との比較をすること自体、無意味だとも感じてきた。みんな生活態度や資金面、家族構成など、同じものは一つとしてない。
みんな違うのに、比較してみても意味がない。そうであれば、自分の家族にしっかりとフォーカスし、ウチは何をする必要があるのか、自分は何をしたいのかを追求することの方がとても大切なのだと思う。
あまり遠くを見すぎることなく、足元を見てしっかり準備していきたい。
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